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【現代のたたみ事情】若い世代で畳が見直されているワケ



Z世代と呼ばれる若い世代、特に20代の方のお家に畳があったところは少なかったのかなと思いますがいかがでしょうか?

 

畳の部屋というと

おじいちゃんおばあちゃんのお家で触れたことがあるくらいだったのではないでしょうか

 

畳はもう古いなどで減少傾向にありますが果たして本当にそうなのでしょうか?

 

そんな私たち若い世代はお家を建てるときに

和室を入れたいという方が多いです。

 

実際に20代の知り合いでお家を建てたのですが

部屋の一室に和室があることを知りました。

 

もう一人に話を聞いてもやはり家を建てるとしたら

和室がほしいと言っていました。

 

今の若い世代は畳をどうみているのか

なぜ、和室に魅力を感じているのかをこの記事で探っていきます。

目次

畳が古いという考え方がもう古い

人にもよりますが若い世代にとって和室といえば
親の実家に帰った時か旅館にとまった時くらいなのではないでしょうか?

おそらくおじいちゃんおばあちゃん世代が建てたお家には
ほとんどの部屋に畳があるでしょう。
それから親世代になると
和室は一室あるかないかのお家がほとんどになりました。
そして今私たちの世代
まだまだ家を建てる人も少ないと思いますが
和室をどうとらえているのか?

あまり意識はしていませんが
今、若い世代の中で和室のある賃貸を
選ばれる人が増えているように感じます。
私たちにとっては畳は新鮮なのでしょう。
最近ではYouTuberやインフルエンサーの方でも和室のある賃貸に引っ越したなど
見かけるようになりました。
さらに和室のある団地をうまくコーディネートし
自然を感じる空間にしているインスタグラマーさんも見受けられます。

コメントを見ていても同世代の人たちが「畳の部屋いいですね」や
「古民家暮らしにあこがれます」などのコメントが多く寄せられていました。

コロナ禍でライフスタイルが一転

また、昨今ではリモートワークという働き方も増え
地方移住で田舎の古民家に引っ越される人もいます。
また、動画を参考にしてDIYで家をリフォームする人もいますよね。
地方など、古民家に引っ越すと大体のお家は和室があります。
この部屋をどう活用するかは自由ですが私たちとしては和室として使っていただきたいなと思います。

新しい家を買うより、もともとある古民家を改装して暮らす人が最近どんどん増えてきています。
このようにモノ消費からコト消費に移っているのが見受けられますね。

健康に対する意識が向上

最近出版された本を読んでいると
科学的に新しく発見された健康法が並んでいます。
一日一食や運動などありますが
その中でもマインドフルネスという瞑想が流行っています。
Google社でも座禅を取り入れられているそうですね。

瞑想するときはあぐらを組むので
座らないといけませんがそのときフローリングに座るわけにはいきません。
そんな時にどこでも座れる畳がいいのでしょう。
畳にはたくさんの効能が備わっておりクッション性のほかリラックス効果や
集中力を上げる効果などもあります。
和室をワークスペースや瞑想、ヨガなどのお部屋として使うのもいいかもしれませんね!

実際に見直されているところ

畳について考えることはほとんどないと思いますが
意識を向けてみると畳は環境にもいいのではないのかと考えられます。

特に天然素材という点で海外からも見直されているようです。

畳は天然素材のものを扱っておりエコで断熱性などに優れている
昔はダニやカビが発生しやすかった。
しかし、今は和紙や樹脂でできた畳も増えており
カラーバリエーションも豊富です。
今はフローリングに敷ける薄い縁なし畳も流行っており
部屋に合わせたカラーやサイズも選べることができ
さらに軽いので掃除や収納もできます。

また、Z世代はエコやSDGsの取り組みについて敏感だったりします。
私たちが産まれてから学校やテレビなどで地球温暖化について常に触れてきました。
ゴミの分別は当たり前でペットボトルをマイボトルに替えたり
エコバックなど1つのものを長く使うという
エコも兼ねた節約術も身についています。

その点でも畳は優れており
ほとんどの材料が天然素材なので破れたりへこんだり、汚れたりしても
修復しながら使うことができます。

残念ながら若い世代では畳を替えるという習慣がなかったため
畳を新しくできるということすら知らないという人がいるのも現実です。
しかし、畳の良さに気づくことができれば
また、畳の上で過ごす人が増えてくるのではないのでしょうか?

くつろげる空間として利用

我々Z世代は家族とのコミュニケーションを大事にする傾向があります。
最近ではワークライフバランスという言葉をよく聞くようになりましたね。

今は昔と違い、共働きの世代が多く家族の時間を大切にしたいという方が
増えているのでこのような空間は欠かせないのではないかと考えています。

昨今では、お家時間が増えてきて
くつろげる空間が少ないことに気づいたかたも多いと思います。
そのまま寝そべるにしてもフローリングだと冷たかったりします。
ラグを敷いてもいいけど掃除がめんどうという人も多いはず。
そんな中やっぱり和室があったほうがいいということで
和室のある賃貸や新築で和室を設ける人が増えています。

使い方も様々で書斎に使ったり子育てや家事、ヨガなど
生活スタイルによって対応できます。

子育て世代に人気 

若い方で20代半ばから子育てされる方も多くいます。
子育てをしていると走り回ったり
時には転んだりということもあると思います。
畳にはクッション性も備わっており
万が一転んでも安心なので親御さんにとても人気です。

さらに、吸音効果もあるので足音が響きにくく
近隣に響くということも軽減できます。
和室の空間で添い寝したり、オムツを替えたりなど
重宝されている子育て世代の方が多い様です。
お家の中くらい安心して子育てしたいですよね。

やっぱり縁なし畳が人気

賃貸のほとんどでは昔ながらの
正方形の畳6帖の部屋ですが

やはり機能性よりもデザインや見た目重視の方が多いです。
今はこのような琉球畳(正方形の畳)が多いです。
オシャレに敏感な方はやはりこのスタイルが
和モダンでいいという事です。

技術も進歩し、最近はイ草だけではなく
和紙や樹脂でできたおしゃれな畳も存在します。

新築の一軒家に一部屋和室を作る若い世代の人が
増えてきています。
また、フローリングに敷ける畳も認知されてきていて
一室はいらないけど畳コーナーなど
スペースを設けたいという人もいます。

このように大きく和室を設けなくても
置き畳などが誕生してから気軽に畳をたのしめるようになりました。

畳はある意味「家具」というとらえ方でもいいかもしれません。

このように畳の部屋で過ごす経験がなかった世代がまた
畳に関心を持っているのかもしれません。
和室で生活するといういわゆるコト消費にもつながっているのではないでしょうか。

前までは畳の部屋は見た目が古いやインテリアが難しいなどで
さけられていたり、畳の部屋をフローリングに替える賃貸も増えています。

時代の流れもありますが
畳の魅力をSNSを通じてこれからも発信したいと考えています。

まとめ

このように和室がまた若い世代で見直されつつあります。
また、今ではご予算やプランに合わせて
いろんなカラーやデザインが選べるようになりました。

最近の畳はインテリアとして使われることが多いと感じ
何とも言えない劣化したモノに魅力を感じているのだと思います。

洋間が多い中、やっぱり畳がいいということで
一畳は大きいから半畳の縁なし畳
(正方形の畳)を敷く家庭が増えています。

ちゃぶ台をおいて畳コーナーでもいいですし
洗濯物やアイロンがけなどにもちょうどいいスペースになります。

こちらでは、このような縁なし畳もございます。
お部屋に合わせてカラーなども選んでいただくこともできます。
また、「畳を新しくしたい」などのご相談なども 承りますので
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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