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【畳の寿命ってどのくらい?】長持ちさせる方法もご紹介します!



畳の寿命ってどれくらいでしょうか?

と聞かれても畳の寿命なんて考えたことないですよね。

わたしはそもそも畳の寿命以前に畳を替える習慣があったことも

私は知らなかったです。

 

この記事では畳の寿命や替え時、メンテナンス方法などを

お話ししていきます!

目次

畳の色は初めから黄色ではない!?

ほとんどの家庭では
畳といえばなんとなく黄色いイメージがあると思います。
私だけでしょうか?

その黄色い飴色の畳は
陽に焼け切った色になります。

実は新しい畳というのはスカッとした銀白色の緑色なのです。

この緑色は日当たりにもよりますが
半年から1年弱くらいまで保ちます。
意外と短いんですね~

インテリアを考えるときは
焼けた色をイメージして組んでいくほうがいいでしょう。

耐久性について

いいイ草を使用している場合は耐久性もあり陽に焼けても
キレイな飴色になりますが
中国産の表や安い畳は耐久性がなくイ草も色もまばらで
国産の表と比べると見た目や耐久性にはやや劣ります。

畳の耐久性はゴザのグレードや使用頻度によって変わります。

目安
国産5年~15年
中国産3年~5年
化学繊維(和紙、樹脂)10年~15年

畳の寿命についてですが使わず敷かれている状態であれば
半永久的といってもいいかもしれません。
もちろん天然素材なので経年劣化はありますが
中には30年位替えていないというお家もたくさんあります。
本当は早く替えてほしいのですが。

ゴザの久性は使われるイ草の本数で変わります。

編まれる本数が多いほど耐久性があり
見た目もかなりキレイです。

畳が長持ちする理由

なぜ床がこんなにも畳は長持ちするかといいますと
表替えの時に畳屋さんがしっかり修復してくれるからです。
特に藁の床はほぼすべて藁でできているので
藁を継ぎ足しすることで再生させていきます。
なんてエコなんでしょう。
もちろん使っていくとくたくたになっていきますが
ある程度の年数使用することができます。
まさに畳はSDGsに貢献しているといえるでしょう。

最近では藁や藁サンドではなく建材床を使用するのが主流になりました。
藁のようなクッション性は劣りますが
断熱性や耐久性、湿気をためにくい素材になり
より快適にお過ごしいただけます。

このように、いい畳は長持ちし
安い畳はそれなりのモノだと価格もはっきり分かれています。

畳の替え時

私たち若い世代のほとんどの人は
畳を替えるという概念もなければ
替える習慣があったということも知らないと思います。

畳を替えるタイミングですが
1年で裏返し、5年で表替え、10年で新調
というようにサイクルされていると常にキレイな和室が保てます。
畳の土台となる床はへこみなども修復するため
シロアリや湿気で腐っていない限り繰り返し長く使うことができます。
新調後、2回目以降の張り替えは新調に比べて安く抑えられます。





メンテナンス方法

それでは、最後に畳を長持ちさせるための
メンテナンス方法についてお話しします。

どんな部屋でも同じですが
やっぱり常に掃除を心がけることが大事です。
また和室は大きいタンスや棚を置かず
背の低い棚を置いたほうが雰囲気も変わります。
さらに和室はさまざまな場面で使えるのでできるだけ
ものは少なくしてリラックスできる空間として使用するのがよいでしょう。

掃除の仕方

掃除の仕方
まずは、はけやほうきなどで大きなほこりやゴミをとります。
その後掃除機をかけるのですが
そこで注意するべきことは
掃除機をかけるときは畳の目に沿ってかけると
傷がつきにくいです。
掃除機が面倒な時は乾いたぞうきんで拭くだけでもしっかりホコリや汚れはとれます。

飲み物をこぼしてしまったとき

飲み物をこぼしてしまったとき
こぼした場合はすぐに乾いたタオルで飲み物を拭き取ります。
コツは拭くというより吸い込ませるイメージです。

まとめ

いかがだったでしょうか
寿命とは使う頻度によって変わりますが
キレイな和室を保つには定期的に替えるほうがいいでしょう。
昔は畳を替える習慣があり
お盆や年末に替える方が多く
お正月を迎える夜中でもお仕事されていたそうです。
今では生活様式も変わり親戚を家に呼ぶことが減ったり
洋風のお家が増えたりと畳は減少傾向にありますが
それでもやっぱり「畳がいいよね」というお客様もいらっしゃいます。
日本人なら誰でも根付いていることでしょう。
もっとたくさんの人、特に若い世代の人にも畳の良さを伝えられるように
取り組んでいきたいと思います。

こちらでは畳のケア方法などの相談も承ります
へこみや傷、カビなどきになることがありましたら
お気軽にお問い合わせください。
また、インスタグラムでも施工事例を投稿しておりますので
ぜひ、のぞいてみてください! 

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