Blog ブログ

Blog

HOME//ブログ//畳を替えるなら知っておきたい!国産と中国産の違いとは?

ブログ

畳を替えるなら知っておきたい!国産と中国産の違いとは?



畳といえばどのようなものを思い浮かべますか?

きっとイ草のゴザで端にはへりが2本ついているのを想像されたかと思います。

畳の表は主にイ草が使用されており

最近では和紙や樹脂加工された畳も存在します。

種類が多すぎて選べないという方も中にはいらっしゃるかと思いますので

本記事では天然イ草表を選ぶときに知っておきたい

国産と中国産の違いとメリットデメリットなどについてお話します。

目次

表の種類

国産表

主に熊本産のイ草を使用
昔は岡山など中国地方にもありましたが
今は熊本県がメインとなっています。
イ草も長くて太いので耐久性や見た目も優れています。

中国産表

寧波と四川の表があります。
地域的にイ草が育ちやすい環境でキレイなイ草も存在します。
中国もどんどん縮小しているのが現状ですが
クオリティは高くなっています。
しかし、国産には劣る部分もあります。

国産表

国産メリット

国産を使うメリットは
まず国産なので安心して使用できるというところです。
他には耐久性にも優れており長く使えるというところです。
見た目に関しては焼けたとしてもキレイな飴色になるので
ずっと美しい畳を保つことができます。

国産デメリット

国産のデメリットはほとんどないと感じております。
強いて他をあげるなら価格が中国産と比べて高くなるといったところでしょうか?
メリットの方が多い国産表になります。

中国産

中国産メリット

比較的安くで畳を替えられるということ
とにかくきれいにしたいという方におすすめです。
また中国産にもランクがあり
国産と見た目が変わらないものもあります。
その分価格も上がってしまうので
国産を選ばれる方がおおいです。

中国産デメリット

使用するイ草の色がまばらになるため
国産に比べて見た目が気になるところです。
さらに安いモノになると生地もペラペラで耐久性にもかけます。

選ぶときに気を付けたいこと

畳を選ぶ前に気を付けたいことは
高いからいい、安いから悪いというように
このような基準で選んでしまうとあとで
こうしておけばよかったと後悔につながる場合があります。

そこで畳の表を選ぶ前にみなさんに軸を持っておいていただきたいです。
この軸があるとスムーズに畳を選ぶことができます。

選ぶ基準

・まず何を目的に使う部屋か
・誰が使うのか
・価格帯など

このあたりを固めておくと
畳選びもスムーズに進みます。

価格から入るのももちろん大事ですが
畳もランクは絞られていますが
実は幅広い価格で表があります。
なので細かい価格の調整については畳屋さんに相談すれば
調整してもらえるかもしれません。

例えばお子様やペットがいるご家庭だと
キズや汚れが目立ってくるかと思います。
なのでとにかく低価格で少しキレイになったらいいな
という方は中国産の真ん中あたりのグレードがちょうどいいでしょう。

また、使用する部屋が客間やお座敷であれば
ちょっといい畳を敷きたいですよね。
そういった部屋であればやっぱり国産一択です。
国産の中でも上のランクの畳を選ぶと
見た目もスカッとしていて贅沢な空間に仕上がります。

まとめ

畳って普段意識してみることってほとんどないですよね。
あまり畳について考えたことがないと思いますが
この記事を通して畳に少しでも興味をもっていただけたらうれしく思います。
昔は定期的に畳をめくって衛生管理もなされていたそうです。
なので畳を替える習慣がありました。

生活様式や暮らしが変わりそのような習慣がなくなりましたが
もしお家に畳があるのなら意識しておきたいところですね。

手間がかかるのは事実ですが
その分やすらぎの空間を作ってくれます。
他にも経年劣化や季節を楽しめるのも畳の醍醐味だと思います。
畳がないお家でも今はフローリングにも敷ける畳もありますので
ぜひ一度考えてみてはいかがでしょうか?

こちらでは、畳のご相談なども承ります。
畳を替えてみたいけどどうしたらいいのかわからない
どんな種類があるの?
などこのようなご相談でも構いません。

畳敷屋 @josikiya_official

https://www.instagram.com/joshikiya_official

こちらにもどんどん投稿していきますので
よろしければフォローをよろしくお願いいたします。

SHARE
シェアする
[addtoany]

ブログ一覧